続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
技術職は入社後、工場の生産ラインに必ず入ってもらう。
その後成果を出した人は研究職につくこともできる。この採用方法で研究職のスペシャリストを採用できるか不安。育成方法を変えるか、あるいは採用方法を変えたほうがいいでしょうか。
これには少なくとも二つの形態が存在します。
例えば警察キャリアの採用では交番の勤務はありません。キャリアは交番業務を知らない方が管理者育成上良いからと聞いたことがあります。
通常のメーカーでは生産ラインに入るなど普通も普通。現場知らずして何が技術者かという文化が多々あります。
研究内容にもよりますが自分は後者の方が良いと思っています。
研究職の希望者が生産ラインに入る事を嫌う人ばかりではありません。その経験が研究に生きるという事を現場の人から情熱的に伝えてもらえればきっと響きます。
また、研究職と生産ラインの仕事に上下関係を作るのもおかしな話です。日本を支えた技術のほとんどは研究より生産管理や製造ラインのウェイトが大きかったと自分は思っています。伝え方一つで良い人も採れると思います。
文責:三條正樹
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