続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2010/01/21 394

製造工場でして、製造ラインでの単純作業(立ち仕事の製品の検品)の2〜3ヶ月の短期アルバイトを頻繁に採用していますが、せっかく採用した人がすぐに辞めてしまいます。アルバイトの採用でもイメジスのようなものを受けてもらったほうが良いのでしょうか。なにかお勧めの短期アルバイトの選考方法や、単純作業に向く人の見分け方のようなものがあればご教授願います。

規模や現在のコストがわかりませんので具体的な回答にはならないのですが、費用対効果を考えてすぐに辞めてしまう人分をカバーするための採用コストが適性テストのコストを大きく上回るようであれば実施すべきです。軽減できる可能性があります。

※単純作業の向き不向き、手先の器用さを測定するツールは当社にあります。

採用コストが適性テストのコストと比較して同額以下なら無理に適性テストを実施する必要はありません。適性テストを使用しても早期に辞めてしまう人を完全に防ぐことは出来ないからです。

短期のアルバイトを辞めさせない方法として契約期間まで無欠勤なら報奨金を出す、リピーターを増やし新規のアルバイトの人に安心感を持たせる、などいくつかあるのですが採用の段階だけに限ると最も有効なのは生活に困っていることになるでしょう。面接時の質問は地域の条例など制約があるのでここでは回答を避けますが、まったく聞けないことはありません。

仕事の適性としては実際の簡易的な業務を10分でも20分でも作業させて評価することをも実施するべきです。飲み込みの悪い人、正確性に欠ける人は数分で見抜けると自分は考えます。応募者も仕事を体験することで採用前の不安を解消することができます。

文責:三條正樹

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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