続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
大阪人と東京人でパーソナリティの違いはなんですか。
ステレオタイプですが、大阪人は商売上手で、オープンで、笑わせるのが好きな人情家の浪花節。東京人は、商売下手で、せっかちで喧嘩っ早く、宵越しの金は持たない、と言われています。
実体験から感じる違いは2つあります。一つ目はセミナーの講師をやっている時に感じること。関西は参加者のどなたかが必ず面白いことをいってくださって参加者を笑わせます。講師がつまらないジョークを言っても、誰かがつっこみ笑いを作ります。会場があっという間にリラックスした雰囲気に変化します。講師としてはとてもやりやすい。関東は、まじめで笑いをとる方が少ない。講師のお寒いジョークは命取りです。打ち解けた雰囲気が作りづらい面があります。
二つ目は接客業に従事する人の態度です。関西は、スーパー、コンビニのアルバイト店員さんからタクシーの運転手さんまで愛想よく話しかけてきます。買い物をした顧客側も「ありがとう」と返事をします。関東は比較的寡黙な方が多いと思います。特にタクシーの運転手さんは大きな差があるようです。愛想の良さはタクシーの生産性に直接の関係はないでしょうから、関東の運転手さんの方が一見合理的に見えるかもしれません。しかしながら、このことが商売上手と商売下手の違いを作っているように感じます。
パーソナリティ検査の分析からは、関東と関西との明らかな傾向差は見られていません。
文責：清田 茂
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