続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2008/07/17 34

入社後の働きぶりでは男女差がないが、面接をすると、どうしても男性より女性が優秀に見えてしまう。

面接は女性が有利に評価される手法です。
「話を聞かない男、地図が読めない女」(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著)には、遠い昔の男女の役割(狩猟と子育て)の違いから、女性がコミュニケーション能力を発達させ、男性は空間把握能力を発達させていったと書かれています。
面接はコミュニケーションそのものであり、好感度によって評価は大きく影響します。
もし、入社後の働きぶりに男女差がないのであれば面接は最終選考のみにしてください。それまでの選考で、働きぶりと相関が高い能力を客観的にアセスメントしてください。客観アセスメント手法には、論文評価、知能検査、パーソナリティ検査、グループ討議演習、コンピテンシー面接などがあります。採用基準と方法によっては逆転現象が起こります。誰を採用しても問題ない集団だけを最終面接にあげてください。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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