続・人事部長からの質問

『先日某大手メーカー企業の外国人トップが「私は会社第一の典型的な日本人サラリーマンにはなれない」といって辞職しました。そこから派生してですが、昨今よく耳にする「サラリーマン力」ってどういう要素が挙げられますか？』というご質問です。この記事は読みましたが、トップが家庭的な問題で辞職という内容だったと思います。スポーツの世界でも外国人の助っ人や監督がプライベートの理由で突然帰国ということが良くあります。日本人的な感覚ではそういった理由で折角のポジションを簡単に捨てるということに違和感を覚える人もいるようですが、日本人、外国人は関係なく要はその人の価値観の違いですから致し方ないことです。ところでこれが「サラリーマン力」とどう結び付くのかよくわかりません。私にとって「サラリーマン力」というと「組織の中でいかに自分の存在、価値をアピールできるか。それによってより高いレベルのキャリアを経験できるチャンスを得ることができるか」、そういう力だと思っているのですが最近は違うのでしょうか。

文責：奈良　学