続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
当社の新卒採用では優等生タイプを好んで採用しています。仕事をさせると素直すぎてちょっと気を回すとか、正誤のぎりぎりラインをバランスできるかどうか、といった要領の良さを測るにはどういう方法がありますか？
要領の良さをセンスと捉えてしまうと非常に難しい問題なのですが、社会人の黄金律のようなもので考えるならどの企業にいても5年程度働けば身につくと思います。
2、3年で仕事を転々としている人や集団で仕事をしないひとにはなかなか身につかないでしょう。
中には入社してすぐに要領の良さを発揮する人もいると思いますが、そういった人の方がポテンシャルを感じません。
実直、真面目大いに結構。入社直後何も出来なくて要領が悪くても日々自分を成長させるために試練に向かう人の方が伸びます。要領が良く常に近道を求めて進む人は遠回りする試練を好みません。成長の限界が早く来ます。
要領の良さは採用において二の次で良いと思います。
文責：三條正樹
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