人事部長からの質問
人生を常に前向きで生きる人について。
会社人生の折り返し点を過ぎる頃からポーズの「挑戦」しかしなくなる人が増えている。過去に目いっぱいやった人の燃え尽き症候群でしょうか。一方、少数ですが、(新しいことに)本気で挑戦している人もいる。この違いに興味があります、と添えられていました。おっしゃるとおりですね。私もその違いについて考え続けています。中間発表的にいえば、柴犬がもっている性質に秘密があると思っています。柴犬は「これ」と思うと、一目散に「これ」だけを追い続けるのです。興味、関心が主体的なのですね。アメリカの麻薬捜査で伝説的な活躍をしたある犬は、捨てられていた柴犬です。ほかの犬だとあきらめてしまうのにあきらめないで「挑戦」しつづけるDNAを柴犬はもっている。柴犬をてもとにおいて観察するとよいヒントが掴めると思います。
文責:清水 佑三
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