人事部長からの質問
<気が利く人>を見極めるには?
介護してもらうことが一番いいです。(不自由な身になって)介護してもらうと、かゆいところに手が届く(よく気がつく)人と、その反対の人とが見てとれます。たとえば、骨関節炎などで体が動かなくなっている患者さんにつく看護師さんたちを想定しましょう。ベッドに横になっている患者さん一人ひとりの不自由さの種類は全部違います。それによって助けてほしいこと、タイミング、度合いなどがかわってきます。その違いがわかるかわからないかがポイントです。気が利く人、とは場の違い、人の違いがわかる人です。三人四脚走などのグループワークをやるとそのあたりの個人差はよくわかります。
文責:清水 佑三
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