人事部長からの質問
アセスメントの上位得点者はイヤなヤツが多い。
ご指摘のとおりだといつも思っています。性能がいい人でいいヤツは希少です。その昔、峯村光郎という労働法の大先生が、中学の校長さんとして赴任され、始業式で「善良かつ聡明であれ」と話されました。善良と聡明が対立的な関係にあるからこその話です。こども心になるほどねとおもったことでした。与えられた課題にたいして適切な行動をとる人がアセスメントの上位得点者です。自分をごく自然に媒体(手段)化できるのです。そんなのは天然ではありません。思うとおりに動いてくれない自分に手を焼いているのが普通の人です。そういう人からみてイヤなヤツだと思うしか手がないじゃないですか。
文責:清水 佑三
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