人事部長からの質問

2004/04/07 236

パリーグの新プレーオフ制度について。

バカみたいと思っています。マラソンに喩えると、42キロの長丁場をトップでゴールインしたら、2位の人と3位の人とでもう1回、400メートルを競走してくれ、それに勝った人がほんとのウイナーだと言われるようなものです。読売のナベツネさんの「ペナントレースを3位であがったチームと日本選手権はやりたくない」という発言は(彼の発言にいつも見られることですが)感情の論理にかなっています。どうしてこういうバカなルールを決めてしまうのか。一言でいえば意思決定機関が合議体になっていないからです。特定の人によって私物化されるとその人がいいと思うヘ理屈が通ってしまうのです。怖い話しです。会社の経営において同じようなことがないかどうか、自戒の見本にしてよい話しです。

文責:清水 佑三