続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2024/03/07 3826

8時間の就業時間で集中力を一定に保つためになにかやっていることはありますか?

8時間の集中は実際にできません。
プロ棋士のように特殊な訓練を幼少期からやっていれば可能と思いますが、大半の人は困難です。
過去にも回答したことがありますが一度に集中できるのはせいぜい2時間程度だと思います。2時間、1時間など決まった時間集中をしてから5分休憩などルーティンにしておけばある程度の集中力を維持できるはずです。
集中する感覚を体にしみこませてください。

文責:三條正樹

2024/03/06 3825

タレントマネジメントの取り組みを、人的資本経営の一環で行っていこうとしています。ただ、専門的な知識がないため人材ポートフォリオの作成や人材プールの作り方などどこから始めればよいか悩んでいます。このようなタレントマネジメントを推進するにあたって、知識を得るためにお薦めの書籍はございますか。

人材マネジメント入門 守島基博
人材価値評価 ネビル・ベイン/ビル・メイビー著
ウォー・フォー・タレント マッキンゼー・アンド・カンパニー
ワーク・ルールズ ラズ・ロボック著
NETFLIXの最強人事戦略 パティ・マッコード著

以上です。

文責:清田 茂

2024/03/05 3824

今時の若い者はというのは以前から言われることですが、ジェネレーションギャップを埋めるために年配の人は何をすればよいのでしょうか?

年配者の側も若者側も、特になにもする必要はありません。育った時代の文化、生活環境が違うわけですから同じような感覚がなくて当たり前です。
相手におもねる必要もなければ、何でも否定することもあってはなりません。
大切なことは、ジェネレーションギャップが存在することを受け入れたうえで、お互いが理解できるような関係を構築するためにコミュニケーションをどのようにとっていくかということでしょう。

年配者には、これまでの経験や積み上げてきた知識があり、若者には最新のテクノロジーへの知識と活用への豊富なアイデアがあります。年配者には失敗した経験からの学びがあり、若者には失敗を恐れない挑戦心があります。年配者は、若い世代へのアドバイスやフィードバックが得意で、若者世代は、同世代へのコミュニケーション伝達にたけています。
こうしたお互いの得意な部分を理解し協力しあいながらオープンにもの事をすすめていくことが重要です。人はだれでも年齢を重ねていくものですから。

文責:奈良 学

2024/03/04 3823

社会の環境や変化が激しい今日、どんな仕事でも必要な能力はどのようなものとお考えでしょうか。

これについて自分はひとつ明確な答えを持っています。
能力と言えるかどうかはわかりませんがこれからを生き抜く力として「自分に対する厳しさ」が求められると思います。
毎日コツコツ能力を積み上げていく力などありますが、それら全部ひっくるめて「自分に対する厳しさ」が要求されます。
自分にあまっちょろい人はすぐ脱落します。経験からも断言できます。

ここ20年で大きくかわったことは○○ハラスメントという言葉が氾濫するように、良くも悪くも他人と深く接する事が困難になり、厳しく言われることも減ってきています。厳しく言われなくても分かる人はよいのですが、大半の人は叱られながらボーダーラインを作っていきます。長男より次男の方が叱られる回数が少ないのは叱られるボーダーラインを記憶しているからです。
今は誰からも叱られることなく成人する人もいるくらい温く育っています、それは良い面でもあり悪い面でもあります。
自分への甘さは成長を阻害します。
社会の変化に対応するためにも自分への厳しさは必要な素養の一つだと考えています。

文責:三條正樹

2024/03/01 3822

朝起きるのが苦手です。起きても眠気がなくなりません。すっきり起きるためのコツや習慣を教えてください。

ここでの回答はあくまで私の経験にもとづくものですので、気休めとして聞いてください。気になることがある場合は、深刻な体調不良になる前に医療機関の受診をおすすめします。
眠くなるのは生理的な現象です。生理が機能している証拠ですからまずは安心してください。そして、健康な人は永遠に眠り続けることができません。必ずどこかで覚醒します。

朝起きるのが苦手な方は睡眠時間が足りていないのです。はじめに自分がどれだけ眠ることができるのかを調べてみましょう。長期休暇を使って毎日夜8時にベッドに入り起きるまで寝てください。1週間ほど続けるとある一定の時間以上眠れなくなります。この時間がご質問者様にとって自然に目覚められる睡眠時間です。これがわかったら、あとは簡単です。毎日この睡眠時間を確保する生活を続けてください。朝すっきり気持ちよく目覚めることができ、日中のコンディションも万全で最大のパフォーマンスを発揮できる人生が待っています。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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