続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2022/10/26 3497

採用担当などの人数が少なく、担当者はいつも業務に追われています。人員の補充が出来れば一番良いのですが、中々増やせません。何か良い打ち手はありませんか。

人手が足りなければ何もできません。採用担当の人員が増やせないのであれば、限りなく業務をアウトソーシングするか採用担当以外の人に手伝ってもらうしかありません。

アウトソーシングには当然費用がかかりますが、その費用も出せないとなればお手上げですね。もちろんコストに応じて部分的にアウトソーシングすることもできますし、募集段階から面接選考まですべて任せることもできます。人材紹介のエージェントを利用すれば紹介された人材の中から選んで採用者を決定することもできます。

採用担当以外の人に手伝ってもらうかたちの典型は、いわゆるリファラル採用(縁故採用も含む)です。社内の人が紹介してくれるのであれば、会社の雰囲気、業務内容等もしっかり伝わっている前提ですし、人物についての情報も把握しやすいはずです。採用ミスマッチが少ないというメリットがあります。
いずれにせよ、会社としてどこまで採用担当者の負荷を減らせるための支援ができるか示してもらわないと、担当者が孤軍奮闘で疲弊してしまいます。トップの判断が必要ではないでしょうか。

文責:奈良 学

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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