続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2021/10/04 3240

どうしても勤労意欲が湧かない中でも最低限のパフォーマンスを発揮するために何か工夫していること、大事な考え方はありますか。

やる気を出すことが給料をもらっている責任と考えてください。
人間ですからやる気になったりやる気がなくなったりするものです。常にやる気がある人もいなければ常にやる気がない人もいません。これは生物としての生理の問題なので逃れることができません。

私が当社に入社して間もなくSHL-UKがモチベーション検査MQを発売しました。SHLはモチベーションを、行動を起こし、行動の方向を決め、行動を加速させるもの、と定義しています。この定義を見て私が思ったことは、やる気がなくても行動を加速し、正しい方向に変化させ続ければ、やる気があるのと同じだということ。つまりやる気が重要なのではなく、適切な行動をとり続けることが重要なのだということです。
最初に申し上げた言葉を修正するとこうなります。

行動することが給料をもらっている責任と考えてください。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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