続・人事部長からの質問

今まさに日本が置かれている状況が「激動の時代」なのでしょうか、それともまだこれは序章であってさらなる動きがあるのでしょうか。
歴史は後世になって「あの時歴史は動いた」と評せられることがほとんどで、いかなる時代でも世界を見渡せば多種多様なリーダー像が存在していたと考えます。

清水前社長は当社のコラムでリーダーシップの本質を以下のように述べています。「甲斐性といわれるものだと考えています。うちの亭主はほんとに甲斐性なしで困ってしまう、と妻が嘆く（ところの）甲斐性です。いいかえれば、自分の力で群れを養う意志と行動がリーダーシップの本質だと思います。」

「激動の時代のリーダー」とは、世の動きの変化の端緒を的確に捉え自分のチームを強固な意志のもとで率いて行くという自信とこの道で良いという確信を持って進めていける人ではないでしょうか。
チームリーダーという言い方もありますがこの時期は甲子園の高校野球のシーズンでもあり、リーダー論として監督の指導法が良く話題になります。スポーツ監督の指導法と企業の経営手法と通じるものがあるのでしょう。

文責：奈良　学