続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
普段の飲みニュケーションと違う、忘年会、新年会の効用についてのお考えをお聞かせ頂ければと思います。
「忘年会、新年会が普段の飲みニュケーションと違う」とお書きですが、飲み会としては同じなような気もしますが、どうなんでしょうか。
あえて違いを申し上げると、忘年会、新年会は、1年の終わり、始まりという節目に行うものなので、参加者も上司に無理やり付き合わされる急な飲み会とは違って、参加への抵抗感、ストレスが少ないと思います。参加人数も1対1での忘年会というケースもまずないでしょうから、同期が複数いれば少々いやな上司がいても気が楽になるでしょう。
年末、年始の挨拶をされて、いやな気になる人はいないはずです。あくまでその挨拶の延長線上として、お酒や食事がついてくるという感覚で開くのが良いでしょう。1年間本当に御苦労さま、あるいは今年も１年間よろしくね、という気持ちが伝われば部下も喜ぶはずです。飲みニュケーションではなく、上司からの御苦労さんメッセージを伝える一方的なイベントでよろしいでしょう。暮れの忘年会で上司から叱られては、部下も楽しく正月を過ごせませんからね。
文責：奈良 学
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