続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2013/01/16 1121

毎年、さらに適性テストを活用できないかと悩んでいます。現状、初期のスクリーニング、面接時の参考資料、採用の振り返り(分析)と利用していますが更なる活用方法はないのでしょうか。

お薦めしたい活用方法があります。
採用で適性テストをご利用のようですので、内定者面談に使ってください。ねらいは、内定者の不安を払拭して、入社意思を固めてもらうこと。
適性テストの結果を内定者にフィードバックして、選考時に評価した点をはっきりと伝え、長所を再認識させてください。

就職活動生は、内定獲得まではハイテンションで活動しますが、獲得した途端不安に苛まれます。他の可能性を捨ててしまっていいのだろうか、自分にはもっと向いた仕事や会社があるのではないか、仕事についていけるだろうか、留学・進学した方がよかったのではないか、など様々な不安を持ちはじめます。
フィードバッカーは確信を持って内定者に伝えます。「あなたなら当社で必ず活躍が出来ます。理由は、優れた○○○力を持っているからです。この能力は当社で活躍している社員が共通に持っている能力です。
我々はあなたの○○○力について面接からもテストからもその証拠を得ました。このテスト結果を見てください。この結果は〜」
ぜひ、やってみてください。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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