続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2008/09/11 73

これまで主観面接の手法で客観的な面接を試みてきた。きちんとした客観面接への変更を行いたいが、長年面接官をしてきた人間をどう納得させればよいか?

客観面接は、面接でのやり取りから採用基準に合致する証拠を見つける面接法です。あらかじめ基準を明確にしない自由面接(主観面接)に慣れ親しんでいる方は、客観面接の手法そのものに違和感を持つのではなく、的外れな、あるいは画一的な採用基準に対して違和感を持つのです。面接基準に対する理解と同意さえ得られれば、長年面接官をされてきた方への面接訓練は初心者よりも容易です。
では、どのように理解を得るかについてですが、三つのお勧め方法があります。一つ目は採用基準作成プロジェクトメンバーに参画してもらうこと、二つ目は採用基準作成の際に用いた客観データを開示することです。最後がとても大事です。従来型の面接官による主観評価を合否決定に反映させることです。
総合判定には客観と主観の両方を用いることで納得感が得られます。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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