続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2021/01/20 3068

コロナを機に、全社でテレワーク(在宅勤務)を常態化する予定です。
在宅勤務手当を支給する予定ですが、どれくらいの金額が妥当でしょうか。

支給予定の在宅勤務手当の内容はどのようなものなのでしょうか。
一般的には、出社勤務であれば生じることのなかった出費に対する補填という考え方です。
テレワークに必要なPC、カメラ・マイクといった電子機器、インターネットにつなぐ通信費、仕事用のデスク・椅子といった環境関連の費用とテレワーク中の家での通信費、光熱費や印刷関連費用などがあります。いまはどこの家庭でもWi-Fi環境がある場合が多いので、後者の費用分支給のケースが多いのではないでしょうか。

社員のほとんどがPC環境が整っていなければ一時金として購入費用の一部を支給する場合もありますし、毎月の支給ということであれば固定の金額支給となります。 当社は、ノートPC、あるいはタブレットをすでに支給してありますので、在宅勤務体制期間中は決まった金額を支給しています。金額は月5000円です。 他社の事例での金額をみても3000円から多くて2万円、平均すると7〜8000円ではないでしょうか。一時金は数万円〜10万円程度ですかね。

会社としては、こうした費用以外に在宅勤務のための管理システムやセキュリティ対策などIT環境の整備などのコストがかかります。
御社で想定している在宅勤務の業務内容に合わせて支給金額をご検討になって下さい。

文責:奈良 学

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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