続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2018/12/21 2572

役職付きの面接官にSHLで決めた基準を浸透させたいが何か良い方法はありますでしょうか?

ありがとうございます。全身全霊をかけて支援させていただきます。
当社からご提案した面接基準であれば、名称としてパーソナリティ検査OPQに使われている言葉を使用しています。役職付き面接官の方々にOPQをよく知っていただき、慣れ親しんでいただきましょう。
まずは、本人にOPQを受検してもらい、専門コンサルタントからの結果フィードバックを実施します。このセッションで不明なことは全て解消してもらいます。フィードバックというのは、得点から解釈できる行動を説明し、具体的な行動実績を確認し、その行動を好む根拠を得点から示し、具体的な考え方や感じ方を確認します。これを繰り返すとOPQがパーソナリティの詳細な部分までも説明出来ることが実感としてわかってきます。その後、直属の部下のOPQを同様にフィードバックします。部下の結果フィードバックの際には育成ポイントを指摘して普段の行動についてたずねます。普段から感じている部下の強みや弱みがOPQではっきりと出ているとOPQに対する信頼感が向上するとともにそこで使われている尺度名が自らの語彙として定着します。
この状態で面接官訓練を実施すれば、当たり前のように面接基準を受け入れてくれることでしょう。

文責:清田 茂

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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