続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2017/04/25 2164

仕事ができて残業時間が少ない人が、仕事ができず残業時間が多い人より、収入が少ないのは不公平だと感じる。貴社は残業時間が少ない人に対して、その分の手当をするなどの取り組みをされてますか。

無制限に残業を認めればそうなります。
残業時間が少ない人に対しての手当支給とは、どのような取り組みでしょう。残業が少ないと手当が増える?
当社は、そのような取り組みはありません。

原則は、無用な時間外勤務は益がなく、本人にとっても会社にとっても何のメリットもうまない、という考え方です。
成果を出すためにより効率をあげ、時間外が少ないというのが理想ですが、仕事ができ成果を人一倍達成している人が、通常の人より時間外時間が多い場合はあります。これでも、仕事の成果が出ないのに時間ばかりかかっている人よりは評価できます。

要は、成果とかける時間とのバランスでしょう。上長が認めた時間外勤務については当然手当は支給しますが、賞与時の評価項目の中で、無駄な残業が多い場合は−(マイナス)評価ポイントなります。
この点からも、実は上長(マネージャー)がどれだけ部下の時間外勤務をしっかり管理できるかが肝要です。

文責:奈良 学

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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