続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2015/03/11 1649

定年を迎えた社員の方々を再雇用する際に、適性テストを受けさせるメリットってありますか。若手社員の教育や技術伝承の際に適性テストの結果を役立てられたらと思っております。

定年までお勤めの社員さんですと、自分の判断能力に自信をお持ちでかつ長年の経験則からものごとを判断しがちです。定年後も同じ業務を主体にするのであれば健康面等のチェックだけでそのまま再雇用でも構わないと思いますが、若手社員の教育や技術伝承といったあらたな業務が加わるのであれば、自己の棚卸という意味でも適性テストの受検、結果のフィードバックは効果的だと考えます。
定年近くの年齢になれば、働くことに対するご本人の価値観も以前とは違ってきます。また本人は優秀なエンジニアでも若手の指導がどうも苦手という方もいらっしゃるでしょう。適性テストの結果により、まだまだ自分には能力がある、職場での価値が認められているとなれば再雇用後のモチベーションも上がります。また若い世代とのコミュニケーションの取り方にもその人なりの工夫ができると思います。

文責:奈良 学

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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