続・人事部長からの質問

本質は鍛えられませんがストレスというものに対して理解を深めれば耐性は上がります。
別の言い方をすればストレス耐性は上がらなくともストレスをマネジメントする能力は向上することができます。その結果として耐性は上がります。

わかりやすい例だと「苦手を克服する」というのがあります。
泳げない、逆上がりが出来ない、足が遅いという状況であれば大半は体育の授業が苦痛になります。大きなストレスです。仕事でも同様です。英語が苦手なら翌日に英語のミーティングが控えていればストレスになります。
苦手なカテゴリーが多いほどストレスは増えます。出来ないことを上司に咎められれば人間関係も悪化するでしょう。よって、技能的なものは能力向上によって克服することが出来ます。ストレスから解放されます。これも立派なマネジメントの一つです。

努力しても出来ないケースの別のマネジメントが必要になります（対処法は複数あります）。対処法さえ知っておけばストレスの大半はマネジメントできるものであり、また直属の上司が量をコントロールできます。

文責：三條正樹