続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2012/10/11 1060

管理職者に対して、適性テストを受検させるか検討しております。役職や年齢層に応じて、見るべき項目や解釈の仕方等を変更させた方が宜しいのでしょうか。
個人的には年齢層が上の方(50代〜60代を想定)に、適性テストを受検させるメリットがあまりないと考えているのですが、この年齢層に受検させるメリットは、何かありますか。個人的な考えなので、間違った認識をしていれば、アドバイスを頂けると幸いです。

ご質問者は、こういう高年齢層の方々はパーソナリティや考え方が凝り固まっていて、受検させても無駄とお考えなのでしょうか。それとも昇進、昇格や配置転換の可能性が薄いからでしょうか。

要は、会社にとってこの年齢層の方々がどういう存在かということです。定年が延長されまだまだ働いていただきたい。あるいは経験を生かして経営陣としてこれからも活躍してもらいたいというのであれば、ここまでの実績の結果として現在のポジションにいるということだけでなく、改めて役割と適性、モチベーションをきちんと測ることは会社にとってもメリットがあるはずです。

また、ご本人にとっても自分のセカンドキャリアについての参考材料にもなるはずですし、無用にいまの会社にしがみ付くこともないなと考えてくれるかもしれません。

文責:奈良 学

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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