社員紹介

執行役員 S.K.さん

高い特徴
指導力、概念性、決断力
低い特徴
友好性、謙虚さ、協議性、心配性

1年目。フィードバックカウンセラー養成講座のテキスト作成で、知的能力の部を担当。原稿は40ページ。情報源はSHLの英文テキストのみ。その他は自ら考えて執筆する必要があった。2週間かけた内容は20%しか採用されず、前社長の原稿に置き換えられた。悔しい経験であった。以降仕事で出てくる概念は抽象化し、わかりやすく表現できるよう心がけている。現在も乗り越えられたとは思っていない経験。

3年目。大手製薬会社の営業力強化プロジェクト。当時は全て会社として初体験であった。前社長支援のもと、自ら全データ分析とインタビュー調査を実行、最終報告書を作成した。途中、契約時の内容と作業内容が変更し、売上が大幅に減少することとなり、顧客と会社の両方と交渉し、合意を取り付けた。未経験の仕事も概念がしっかりしていれば実行可能。曖昧さがあると誤解が生じることを実感。

最も印象的な時期。2つの経験を話します。

一つは6年目在宅勤務契約となった時の話。音楽に専念するため退職をしようと会社に話をすると月3回出社の在宅勤務という条件を出され承諾した。仕事を短時間で行うために顧客を絞り込み活動をしたところ、大手製薬会社から大口の契約をもらい、早々に予算達成した。その前年に新規開拓専任チームで訪問件数を圧倒的に増やしたにもかかわらず、予算達成率50%と最悪の結果であった。この経験がターゲットを意識しない訪問件数の増加は結果に結び付かないという私の信念を作った。

二つ目は10年目の大阪事務所へ異動してからの話。大手自動車メーカーがリクルータ制を廃止し、採用方法を大幅に変更することとなった。オリエンテーションが開催され、当社を含む7社程度が参加。競合企業はみな大勢でオリエンテーションに参加する中、当社は私一人。こんな時こそと目立つべきとオリエンテーションの進行や質疑をリードした。先方の課題は、リクルータがいなくなる中でどのように優秀者を見出し、エントリーさせるかということ。私からの提案は、全学生のパーソナリティデータを取得し、その企業への適性の高い人材へ会社からアプローチするというもの。社内の優秀者の徹底調査の上で、採用基準を定義し、当社適性テストを使い50万人を受検させるという提案。自社の人気に圧倒的な自信をもつ先方企業もこの提案には驚いていた。結果、採用基準の調査とパーソナリティ検査の導入が決定。はじめてこの企業で当社サービスが使われることとなった。50万人ではなく1万人の受検でしたが。

直販営業の責任者。営業戦略の作成、組織開発と役割設定、誰に何をさせるかを決定。戦略の浸透、予算作成、目標の設定、達成度の確認方法を作成、営業成果につながる情報の分析、協業案と相手探しと契約等、社員教育、技術情報の収集、販促手法の検討、販促イベントの企画運営、SHL(UK)とのブリッジとなるチームのマネジメント、SHL(UK)からの情報収集と情報提供、国際的業務の実行のための調整、SHL(UK)サービスの予算作成と管理と販促、外国人採用、営業支援(主に社員アセスメントのからむ案件、SHL(UK)サービスのからむ案件、協業がからむ案件等)、講演。

日本の大手企業が40歳の社長をどんどん輩出するようになるための日本社会の風土改革。適材適所の浸透によってダイバーシティこそが効率的であるとのマインドを日本人全員が持つようになること。心理学以外のテクノロジーを用いたより妥当性の高いアセスメントの発明。当社を世界的なコングロマリット企業にすること。当社で働く人がより豊かになる会社を作ること。有名人をどんどん輩出する会社にすること。関わる全ての人を幸せにする会社にすること。