続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
抽象的な求める人材像を具体化する方法はありますか？
Q350の「自ら考え自ら行動する」人であれば、当事者意識の強さ、確信の有無を選考で見抜く策はありますか？
抽象的な人材要件を選考で見抜くには、おっしゃるとおり、いかに具体化するかが重要です。自ら考え自ら行動する人を見つけたいのであれば、構成要素である当事者意識と確信よりも、自ら考え自ら行動することの方が具体的ですので、直接この要件を確認してください。面接であれば過去のエピソードを聞き、掘り下げます。グループワークであれば、課題に対しての取り組み方を観察します。
抽象的とは異なりますが、「コミュニケーション力」は難解な要件の代表です。人によってイメージするものが異なります。定義を明確にすることで具体化します。例えば、対話を通じて相手の考えを変えさせること、相手の話を正しく理解し自分の意見を相手に理解させること等です。直接確認できるくらいまで要件をわかりやすくしてください。
文責：清田 茂
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