続・人事部長からの質問
人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。
是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。
高校生の面接をしていると、出てくるエピソードが似通っているため全員同じような評価となり、最終判断に毎度悩んでおります。経験の差が大学生や社会人より小さいのだと思いますが、どういう工夫ができるでしょうか。
一般的に高校生は、生活圏が小さく学業、クラブ活動中心で、アルバイト経験も少ないでしょう。苦労した経験を聞いても、中学受験、高校受験を挙げる人がほとんどでどのエピソードも似通っています。大学生のように苦労や努力した経験からリーダーシップやヴァイタリティを確認しようとしてもむずかしい場合が多いです。むしろ入社後の仕事環境に慣れてくれそうかを、日頃のクラブ活動や趣味、休日の過ごし方、友人関係などから人当たりや協議性を確認する質問を中心にしてはいかがですか。
経験の内容の差ではなく、適性検査の結果を参考資料にしたうえで、面接で自分のことを素直に伝えることができているか話し方や表情などをみる、こちらの質問内容を理解して答えているかという基本を押さえれば良いと思います。
なお、高校受験の面接の時によく聞かれる質問が「君の将来の夢は?」だそうです。評価とは別ですが、それを踏まえて私だったら最後にこんな質問をしてみたいです。
当社に入社して仕事をすることになりますが、中学、高校時代に描いていた君の夢に一歩近づくことになりますか?いかがですか?
文責:奈良 学
ご質問
お気軽にご質問をお寄せください。
※お送りいただいた全てのご質問を掲載するわけではございません。また質問内容を抜粋して掲載する場合がございます。
あらかじめご了承ください。