アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4562018/11/07その他

最近は、新卒採用を(特定の時期でなく)通年に近い形で実施している企業が増えているように思います。通年採用に変える上での留意点は何でしょうか?

基準を明確にすることが最も重要です。短期間で採用をする場合、相対比較であっても合否を確定させることが可能です。しかし、通年採用を実施する場合には、比較をすることが難しく、絶対評価をせざるを得ません。評価者にとっては、基準が決まっていないと非常に評価しにくくなります。通年採用に取り組みたい場合、まずは採用基準を具体化することをお勧めいたします。

文責:小松弓恵

4552018/10/31面接

面接官適格者が「決定的事実が出るまで判断を保留する人」であるなら、決定(判断)は何時頃が適当なのか。

面接終了後、面接で収集した事実・証拠の吟味を終えたときです。それが一瞬である場合もあると思いますし、吟味に時間を要する場合もあると思います。いずれの場合であっても、審査のような時間です。得られた情報を価値づけるプロセスです。警察の取り調べを例にとりますと、対話から事実を引き出し、引き出した事実を評価して告訴するかしないかを決める(判断を下す)のです。

文責:廣島晶子

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

4542018/10/24面接

メンタル面をチェックする為には、面接時にどのような質問をしておくべきなのか、質問のノウハウを教えて頂きたい。

メンタル面というのがメンタル疾患という意味でしたら、私どもは専門家ではありません。精神科医や臨床心理士などにご相談いただくことをおすすめします。ある人がどのような環境でストレスを感じやすいかということでしたら、パーソナリティ検査を用いてストレス要因を予測し、自社の職場環境がストレス要因となる可能性が高い応募者群に対して、面接で確認することが考えられます。パーソナリティ検査の詳細は担当コンサルタントにお問い合わせください。

文責:廣島晶子

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

4532018/10/17その他

ゲーミフィケーションを取り入れた選抜手法は、今後普及するのでしょうか。

ゲーム要素を応用したアセスメントは、さらなる分析が必要な段階である、というのがSHLグループの見解です。既存アセスメントにゲーム要素を加えるのは、ゲームの中で行動を観察しようとする「シリアス・ゲーム」と比較して安価に済みます。一方で、職務に関連するスキルが測定されるかどうか、特定のグループ(民族、性別など)に対して不利な影響を及ぼさないか、についてはまだ十分証拠が得られていない状況です。

また、ゲーム化による受検者の反応については、SHLグループの実験では、受検者のやる気を高めるよりも集中力を低下させ、不安を増大させたという結果が出ています。詳細は堀 博美のSHLグローバルニュースで全6回にわたって掲載されています。すぐに広く普及することは考えにくいのではないでしょうか。

文責:廣島晶子

4522018/10/10面接

面接官5名のうち、2名はセーターなどだらしない服装でも平気なようです。部長も私達人事担当者には、面接時はスーツに準ずる服装を……と要求しましたが、その人達の事は放任です。企業イメージ的にも不安です。

玄関だけきれいでも中にはいって汚いと困ります。面接官の服装は会社のなかでの服装を表現しているように思います。「形態は機能を喚起する(ルイ・カーン)」という建築家の言葉があるように、気持ちの働きが表ににじむのではないでしょうか。社員の外観が企業イメージに与える影響は小さくないと思います。社風改善運動を提唱されてみてはいかがでしょうか。

文責:廣島晶子

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タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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