アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
先日、御社で適性検査を活用した能力開発研修を受けた。その際、「"SMART"を意識して目標と行動計画を立てるとよい」と教わったが、これは御社独自の考え方なのか。
"SMART"の概念は、1981年にジョージ・T・ドランという経営コンサルタントが提唱したのが初めてと言われています。
元々は経営・管理職向けに「効果的な目標と行動計画の立て方」を説いたもので、以下の点を意識するとよいとされています。
- S(Specific):領域を限定する
- M(Measurable):進捗状況を定量化できる指標を持つ
- A(Assignable):誰が行うかを明確にする
- R(Realistic):現実的に達成できる結果を述べる
- T(Time-related):期限を指定する
その後、多くの企業や個人が研究を重ね、様々な独自の"SMART"が生まれました。
当社の能力開発研修では以下のように定義しており、職位に関わらず、参加者が目標と行動計画を立てる際の参考にしてもらっています。
- S(Specific):具体的に記述する
- M(Measurable):進捗状況や結果を測定できる
- A(Achievable):達成可能である
- R(Relevant):業務や(能力開発する)本人に関連する
- T(Timed):期限がある
経営・管理職以外も活用できるようにするために、言葉は少し変化しましたが、「(画餅にならない)効果的な目標と行動計画を立てる」という"SMART"の本質は変わっていません。
文責:清野剛史
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